【偏差値平均10UPを8年継続中⁉︎】”学習塾Familia”のオーナーに聞く「組織の在り方」とは?

学習塾Familia(千葉県船橋市):オーナー(塾長)/植島 貴明様 

Q1.スタッフとの関係性を教えてください!

とても仲が良く、団結し合っています!

弊社の講師陣は”学習塾Familia”の元生徒が
大半を占めております。

昔の教え子が弊社の塾講師となって
一緒に仕事ができること自体感慨深いものがありますし、
当時からある程度信頼関係を築けているため、
教える側としての姿勢や心構え、
仕事に対する意識という部分を共有しやすいです。

我々の思いを継いでくれており、
付き合いもそれなりに長いため、関係性はとても良好です!

また、オーナーかつ塾長として
「自分が若いときはこうだった」などの発言は控えるようにしています。
この歳になると言いたくなる気持ちは分かるのですが、
グッと我慢しています(笑)

自身の概念を押し付けないように意識しており、
スタッフ一人一人の性格を見極め、
各々に合った会話や対応を心がけています。

Q2.働きやすい環境を提供できていると思いますか?

提供できていると思います!
特に「給料」という面で還元できていると思います!

私がアルバイト時代、
「思ったより給料が低いな」と感じてから
顕著にモチベーションが低下した記憶があります(笑)

そのような経験があったので、給料が最も分かりやすいモチベーションの原動力になると考えており、スタッフやアルバイトには少しでも多く還元できるよう、心がけて経営しております。

また、各講師に仕事の裁量を多く持たせています
担当している授業のスタイルや方針などは、各講師一人一人に一任しており各々が試行錯誤して業務に取り組んでおります。
大変だけど楽しいという声を耳にするので、
正解だったなと感じております!笑

ただ、任せきりという訳ではなく、
アドバイスや提案などは私含め経営陣から積極的に行っており、
サポート体制を整えております。

Q3.これまでに、最も嬉しかったことを教えてください!

アルバイトとして手伝ってくれた子達が、社会人になって、
きちんと評価されているということを知ったときです。

「塾講師」を経験すると、「人になにかを教える」ということがとても上手になります。

一般企業でも新人研修などを任されることが多いと聞きますし、
元教え子たちがそういった場面で力を発揮し、評価されているようです。

生徒に教えるのと同じように、後輩を教育するための教材やスクリプトを作成し指導する、
そういった場面で、「今までやってきたことが活かされています!」ということを伝えられたことがあります。

「教える」=「相手の立場に立って考える」ということですので、
まずは立ち位置を同等にしなければなりません。

塾講師を経験すると、つまづいている位置まで下がって、物事を教える力が付きます。
学習塾Familiaで培ったこの力が、社会に出て活かされているということが、物凄く嬉しいです。

Q4.これまでに、最も辛かったことを教えてください!

「講師辞めます。」
この一言を言われたときはとても辛かったですね。

前述の通り、各講師に授業スタイルを一任しているのですが、
担当していた教室の生徒数がなかなか増えないことに悩んでおり、最終的に辞めてしまうという出来事がありました。

この出来事がきっかけで、
講師へのサポートやフォローが足りなかったという責任
を実感し、日々サポート体制のアップデートを行いながら、
従業員の働きやすさを追求しております。

Q5.この仕事の好きなところを教えてください!


1.教え子たちが成人した際、一緒にお酒を交わし、思い出話に浸れるところ
2.日々ワクワクできるところ
3.生徒数が増えたり、生徒の学習能力が上がったりなど、目に見える成長を感じられるところ

です!

毎度のことですが、
塾に入りたての頃は到底合格の可能性が低い子が、合格した姿を見ると思わず涙ぐんでしまいます。
生徒自身の努力はもちろんですが、講師陣と生徒が一丸となって勝ち取った合格だと感じます。

塾は生徒に勉強を教える場所ですが、そういった生徒の姿を見るたびに
私たち大人も生徒から教わることがたくさんあるなと思います。

Q6.ズバリ!今後の展望を教えてください!


今よりもっと地域に根付いた塾を目指しています。

ひと昔の子供たちは、学校生活や部活動などで嫌なことがあった時に、
親戚の家、近所のおじさんおばさんの家、みんなで遊んだ裏山や公園、など
色んな居場所や逃げ場、落ち着ける場所があったかと思いますが、
現代の子供たちはご近所付き合いも減少し、家かネットの世界しか逃げ場がないんです。

「今日は学校に行きたくないな」「家にまだ帰りたくないな」
など、路頭に迷う子供たちの行き場が無くなってしまい、
相談や、愚痴、ストレスの発散場所がネットに依存しがちになっていると思います。

当時は、悩んだ子供たちが寄り道できる場所がオフラインの世界にあり、
話を聞いてもらったり、そこで出会った新しい友達や関係ができたものです。

学習塾Familiaは、成績を上げたり、勉強ができるようになる場所だけでなく、
”子供たちにとって寄り道できる場所”にもなりたいと思っています。

塾は勉強する場所ですが、「暇だから少し先生と話に来た」とか、
「好きな子がいるから相談したい」など、気軽に立ち寄れるような場所が
地域に1つや2つ、あってもいいんじゃないかと考えています。

そしてその場所が、学習塾Familiaでありたいです。

また授業だけではなく、悩みや疲れを取ってもらえるような第二の居場所を提供することで、
競合他社との差別化を図れると考えております。

Q7.スタッフに求めることを教えてください!

キャラクター、個性ですね。
個性があると生徒受けが良いです。

また一番大事なことは、
自分が生徒だった時に、自分が受けたかった指導を体現できるか、ということです。

さきほどお話ししたように、当塾の大半の講師は元生徒たちであり、
生徒時代に満足感や充実感があったからこそ、講師として戻ってきてくれ、働いてくれているのだと思います。

学習塾Familiaで自分が得たものを、次は提供する側として、
試行錯誤をしながら伝えていって欲しいです。

Q8.この業界で働くために、必要なスキルはありますか?

第一に生徒に付き添っていける体力、熱量ですね。
ただし”教えたがり”は生徒からの評価を受けづらいので、
気を付けてほしいです。

また、人を叱れない講師が多い印象です。
実は、叱る演技で十分なんです。

この業界では、
「実力」「面倒見の良さ」「緊張感を持たせる力」
を兼ね備えている人材は、リーダーの素質があると思います。

「実力」と「面倒見の良さ」を持っている人材はとても多く、
生徒たちと良い関係を築くことはできますが、生徒自身の自立という面では物足りないというケースが多く見受けられます。

例えば「課題をやってこなくてもあの先生だったら怒られない」
と思われてしまうなど。

「緊張感を持たせる力」を持っている講師のもとでは、
生徒自身も「自立」という感覚が芽生え、結果的に講師としても、生徒自身にも相乗効果をもたらせると思っております。

教室名学習塾Familia
電話番号【三山教室】047-406-3265
【御滝教室】047-404-2480
代表 兼 三山教室教室長植島 貴明
お問合せ時間15:00 〜 21:00(土、日、祝13:00~18:00)

学習塾Familiaさんの詳細はこちら!

公式HP

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